今回は小難しい文章になりますので、分からなかったら1.2を読み飛ばしてもらって結構でございます。
1.ストVの連続ヒット補正について
※ここでは面倒なので、体力ゲージに関する補正は無視をする※
コンボ中にヒット数が増えるたびに、ダメージには補正がかかる仕様である
・1段目→100%(補正なし) ・2段目→90%(-10) ・3段目→80%(-10) ・4段目→70%(-10) ・5段目→60%(-10) …
上記のように、2段目以降は1ヒット増えるたびに-10%のダメージ補正が追加される仕様である
※この計算で小数点以下のダメージは、小数点第1位で四捨五入される※
例外1:元々多段ヒットの攻撃(例:春麗の百裂脚)はヒット数に関係なく初段の補正が適用される
例外2:Vトリガーの発動はそれ単体にダメージが無くても1ヒットとみなし、次段に-20%の補正が適用される
(例:しゃがみ中P→Vトリガー発動→鳳翼扇は、鳳翼扇に-20%のダメージ補正がかかる)
例外3:クリティカルアーツのダメージには、補正の下限が設けてある(50%)
2.鳳翼扇のダメージ補正について
鳳翼扇のトータルダメージは340となっているが、37HIT技となるのでダメージ計算は以下になる
30 + 20 + 5x34 + 120 = 340
ここで注目してほしいのは5x34と記載している蹴りを34HIT連続で繰り出す部分
以下に補正後のダメージ計算を書き出してみた。
1段 2段 連打 フィニッシュ ダメージ 差
30 + 20 + 5x34 + 120 = 340(100%)
27 + 18 + 5x34 + 108 = 323 (90%) -17
24 + 16 + 4x34 + 96 = 272 (80%) -51
21 + 14 + 4x34 + 84 = 255 (70%) -17
18 + 12 + 3x34 + 72 = 204 (60%) -51
15 + 10 + 3x34 + 60 = 187 (50%) -17
表を見たらお気づきだろう…鳳翼扇は連続蹴りの補正で大きくダメージが左右される仕様なのだっ!
5ダメージの10%は0.5となるので、補正が90%,70%,50%の時にヒットさせても四捨五入で繰り上がりとなりダメージ減少が抑えられるというのがその仕組み
3.鳳翼扇のダメージ補正を考慮に入れたコンボ選択
いちいち書くのが面倒なので、結論だけ先に言いますと
『鳳翼扇を当てる時は偶数段』
これを覚えましょう。
例1:中足ヒット確認から
・しゃがみ中K(1段目:100%/50)→鳳翼扇(2段目:90%/323) 計373
・しゃがみ中K(1段目:100%/50)→百裂脚(2段目:90%/18+18=36)→鳳翼扇(3段目:80%/272) 計358
※百裂脚(CAキャンセル可能なのは1.2段目・1段あたり20ダメージ)
例2:しゃがみ小Pヒットから
・しゃがみ小P(1段目:100%/20)→立ち中P(2段目:90%/54)→しゃがみ中K(3段目:80%/40)→鳳翼扇(4段目:70%/255) 計369
・しゃがみ小P(1段目:100%/20)→立ち中P(2段目:90%/54)→しゃがみ中K(3段目:80%/40)→百裂脚(4段目:70%/14+14=28)→鳳翼扇(4段目:60%/204) 計346
例3:立ち中Pヒットから
・立ち中P(1段目:100%/60)→しゃがみ中K(2段目:90%/45)→鳳翼扇(3段目:80%/272) 計377
・立ち中P(1段目:100%/60)→しゃがみ中K(3段目:90%/45)→百裂脚(3段目:80%/16+16=32)→鳳翼扇(4段目:70%/255) 計392
例外:発勁ヒット確認から
・発勁(1段目:100%/90)→鳳翼扇(2段目:90%/323) 計413
・発勁(1段目:100%/90)→気功拳(2段目:90%/54)→鳳翼扇(3段目:80%/272) 計416
・発勁(1段目:100%/90)→百裂脚(2段目:90%/18+18=36)→鳳翼扇(3段目:80%/272) 計398
※気功拳が60ダメージのため、ヒット補正よりもダメージが高くなる※
このダメージ計算は、空中百裂脚やジャンプ攻撃始動にするとヒット数が増えるために、逆転することも覚えておきましょうね。